12月25日 予算折衝
25年度予算折衝が進みます。
時事通信の伝えるところ厚労大臣・財務大臣折衝で、薬価改定は医療費ベースで2466億円、国費ベースでは648億円で決着したとか。平均乖離幅が5.2%だったことからして、24年改訂より低い数字になっていますが、、、(毎年改定でしたから当たり前のことです)。・・・メリハリの利いた改定にするとのことですから、個々の医薬品についてどのような改定になるのか気になります。当然、製薬各社への影響も異なってくることでしょう。間違っても、企業の新薬開発意欲を削ぐことのない改定であってほしいものです。
昨日厚労省より「22年健康寿命」が発表されました。男性72.57歳、女性75.45歳と、19年調査時より微増ではありますが(男性72.68、女性75.38)。平均寿命との差は男性8.49年、女性11.63年。厚労省は10年先には縮小すべく努力するとのことです。期待しましょう。
厚労省社保審・医療部会で「2040年頃に向けた医療提供体制の総合的な改革に関する意見」と害する報告書が。その大要は医師問題になっていますが、薬剤師等医師以外の医療従事者についての精緻な検討も是非。