12月29日 今年もあとわずか
昨土曜日から帰省ラッシュが本格化し、TVでは今年の回顧番組が流れます。
今年、5月から元号が「令和」に改まり、10月からは消費税率が10%に増税されました。今年の漢字は「令」、次点以下は「新」「和」と続き、流行語大賞は「ONE TEAM」でした。
小生個人にとっての今年の10大ニュースのトップは、その国会審議にも参画した「改正薬機法」の成立でした。法改正の趣旨は「国民のニーズに応える優れた医薬品、医療機器等をより安全・迅速・効率的に提供するとともに、住み慣れた地域で患者が安心して医薬品を使うことができる環境を整備すること」。幅広いジャンルをカバーするものですが、その中心命題の一つは薬剤師業務の向上。「調剤時に限らず、継続的な服薬指導等を行うことを義務付けるとともに、患者の選択に資する機能別薬局の認定制度を導入すること。そして一定のルールの下で、テレビ電話等による服薬指導を認めること」等が法定されました。今後厚生労働省令の整備が進むことにより、令和の時代に求められる薬剤師像がより鮮明なものになることでしょう。薬剤師の活躍が大いに期待されます。そのためにも薬剤師需給を見据えた、新たな薬剤師の養成プログラムを!。