12月31日 大晦日

列島を今年最強の寒波が襲来、との天気予報。国内航空便では多くのキャンセル便が発生、日本海側を中心に大雪の中、2020年の大晦日を迎えました。

今年はコロナで明け、コロナで暮れた年でした。従って私が大晦日に記す今年1年の事件簿の上位3項目は、

①コロナ・パンデミック  世界では約8000万人との感染者報告。しかもその数字の増加が止まりません。今もオリジンのコロナウイルス以上の感染力を有する変異種が世界中に拡散しつつあります。世界の各都市ではロックアウト対応がとられ、日本でも緊急事態宣言が発せられました。各種イベントも中止に。楽しみにしていた東京オリパラは1年延期になりました。スポーツ関係者は、スポーツとは我々人類社会にとって何だったのか?と自問しています。その解は何なのでしょうか? 私も知りたいものです。(・・・私にはもう一つ、常に自問している問いがあります。薬剤師とは我々人類社会にとって何なのか? その明確な解も見つけなければ・・・。)

②はやぶさ2・無事地球へ帰還  文科副大臣として種子島宇宙センターで発射を見送った「はやぶさ2」が無事ミッションを成し遂げ帰還、玉手箱を届けてくれました。リュウグウからのお土産は?・・・分析結果が我々に教えてくれる宝物を期待して待ちましょう。

③ワクチン高速開発  コロナ禍の中、世界の科学技術者諸氏は、わずか1年間でコロナワクチンを世に出してくれました。ファイザー・ビオンテック、モデルナ、アストラゼネカ・オックスフォード(30日英国承認)、の3製品は欧米で承認され、順次実用に供されます。ワクチン開発には10年以上の月日が常識とされていた中での快挙といえます。遺伝子ワクチン等の新技術の華が開いたということでしょうか。国内企業・技術者の一層の奮起を期待しています。

2021年が素晴らしい年となることを祈念しつつ、今年は自宅TVで除夜の鐘をききます。来年もよろしく!。