3月8日 ゾコーバ保険適用に

厚労省・中医協は、現在公費負担となっている塩野義製薬の「ゾコーバ錠125㎎」の薬価を、ラゲブリオ200㎎とゾフルーザ20㎎を比較対象薬とし1錠7407.4円に設定。治療1回(5日間)あたり5万1851.8円になります。ファイザー社の「パキロビッド300」は1万2538.6円、「同600」は1万9805.5円に。ラゲブリオ200㎎が比較対象薬で、1回(5日間)9万9027.5円になります。どちらも15日より保険適用され、「ゾコーバ」は2023年度(ピーク時)売り上げ192億円、「パクロビッド」は6年目に281億円、と見込まれているそうですが、新薬が広く・適正に使用されるためには、円滑な流通と使用環境の整備を!。

3日13098品目(告示数)の新薬価(4月1日施行)が告示されました。毎年改定の出発時に交わされた4大臣合意では「改定対象医薬品は乖離幅の大きな品目」となっていたはずですが、昨年12月16日の3大臣申し合わせで、患者負担軽減のため対象品目は平均乖離率7,0%の0.625倍(乖離率4,375%)に。したがって乖離幅が平均以下の品目まで取り込まれ、多くの医薬品が改正対象となりました。急激な原材料費の高騰、安定供給問題への対応等のための臨時・特例的対応により、328成分、1100品目に対する不採算品再算定等がなされましたが、値下げされた品目数の比ではありません。供給サイドから見れば、次年度以降の見通しは「お先真っ暗」(?)の状況でしょうか。後発品置換による年間医療費適正効果額は1兆7081億円と推計されていますが、その生産主体となっているGE業界にとっては死活問題になりかねません。政治・行政主導の抜本的な対応を!。