3月13日 偽造医薬品に懸かる行政処分(第2弾)

C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品問題で、3月7日奈良県及び奈良市が「(株)関西メデイコ(代表者安井將美)対象施設サン薬局(3施設)」に対し行政処分を発したのに続く、行政処分の第2弾が、東京都及び大阪府から。処分内容は法72条の4第1項に基づく改善措置命令。
対象者は以下の卸売販売業者6社。東京都によると、「エール薬品」が医薬品販売許可を得ていない個人から15ボトルを買い、9ボトルを3社に転売。さらに別の1社等を経て、奈良県の3薬局に5ボトルが。「エール薬品」は、購入ルートを隠す目的で架空の会社名を購入記録に記載していたとのこと。
 東京都;(株)エール薬品(代表取締役奥定一明)、大興薬品(株)(代表取締役浦部久雄)、(有)高洋薬品(取締役高木健二)、フジ薬品(株)(代表取締役佐藤友昭)、野川薬品(有)(代表取締役野川敏幸)
 大阪府;(株)グローバルネットエルズ(代表取締役上原徹)
偽造品の流通経路が判明すればするほど、偽造品再発防止には上記行政処分だけでは不十分と考えます。厚生労働大臣の言うようにGDP等の法体制の整備を!。