3月25日(火曜日) 医療制度改革の基本方針案
8時半から、党本部で厚生労働部会・医療基本問題調査会の合同会議が開かれました。今日の議題は、医療制度改革の基本方針案の審議でした。厚生労働省から、保険者の統合・再編、新高齢者医療制度の創設、診療報酬体系の見直しの基本方針案についての説明がありました。 重要な項目ばかりですが、特に、新高齢者医療制度について厳しい議論がありました。一部の新聞で報道されましたが、新高齢者医療制度は、75才以上の後期高齢者については独立した医療制度を作ること、65才?74才については、一般の保険の対象とし、ただし年齢構成等による財政調整を行うこと、新制度の創設に伴い、現行の老人保健制度は廃止すること,等を骨子としています。このような基本方針案に対して、特に前期高齢者の自己負担はどうなるのか、公費負担について明記すべき、等の意見がでました。これらの議論を踏まえ、一部修正をも含め、議長に一任することとなりました。 また、診療報酬体系の見直しでは、かかりつけ医、かかりつけ薬剤師などの機能を重視した評価を行うとの趣旨が、また調剤報酬については、医薬品の適正使用の観点から、情報提供や患者の服薬管理の適正な推進等保険薬局の役割を踏まえた評価、が盛り込まれています。 10時からは、厚生労働委員会が開かれました。明日10時から質問に立ちます。