3月26日 薬剤師国試(2)

昨日の本欄で国試について触れ、合格率を「合格者数割る出願者数」で計算すると結果が違って見えますと伝えましたが、本日付けの某業界紙は出願者数に占める合格者の割合を「実質合格率」と称して報道。「合格率」と「実質合格率」の差が地方私大で目立つ(36ポイント、34ポイント、33ポイント、32ポイント)としています。また昨日「6年前の入学生の何割が卒業し、国試に合格したのでしょうか?」とコメントしましたが、「知っているなら教えてよ」と問われました。全大学がカバーされているわけではありませんが、国立では九州96.9%、広島92.3%、岡山87.8%、公立では名古屋市立84.7%、私立では北里85.8%、星薬科82.4%が上位、一方下位は私立のY薬科18.6%、D薬科22.4%となっています(昨年度のケースです。文科省データより)。大学間の格差があると言うことでしょうか・・・。