4月11日 武田米国ベンチャー買収  

昨日(10日)夕刻、日本製薬産業トップの武田薬品工業が米国ベンチャーを買収するとのニュースが流れました。米国のバイオベンチャー、ミレニアム・ファーマシュウティカルズを88億ドルで買収するとのことです。4月1日薬価の引き下げがなされたばかり、「すわ日本企業の日本離れか」ということではなかろうと思いますが・・・・。
 駐日シンガポール共和国大使 TAN CHIN TIONG氏からランチに招待され、お会いしてきました。場所は都内中華レストラン、差しで2時間。招待された理由は私が日ーシ友好議員連盟のメンバーだったからとのことです。
いろいろな話をしましたが、2点その内容を披露します。
出生率低下により少子化が深刻なのは日本もシンガポールも同じです。日本は人口減少が現実に、しかしシンガポールは逆に人口増加。その理由は移民政策の違いにあります。ご存知の通りシンガポールは中国系、インド系、マレー系と多人種国家、国語も複数。一方日本は極めて純系。
両国とも医療水準が高いことを誇ります。シンガポールには多くの外国人が治療のため入国します。国家として「医療もビジネスの一つ」と捕らえているふしがあります。日本は世界に誇る皆保険制度のためか、混合診療(先端医療)に対する消極性などが否定できません。それも一因かもしれません。