4月16日 赤沢大臣出発

対米関税交渉担当の赤沢大臣が米国に向け出発しました。トランプ政権は、一律関税10%、自動車等の品目には25%、日本に対する相互関税は24%(90日間の発効停止中)を示しています。交渉はどうなる?。・・・そもそも国際社会において、一方的な通告・決定?に対して交渉〈デイール)なるものが成り立つのでしょうか?

トランプ政権は医薬品に対しても別途追加関税を示すとのことです。
ロイター通信等報道によると、15日欧米大手製薬企業30社強が、EU委員長に対し、医薬品開発促進策を要求したとのこと。米国の医薬品価格がフランス等の2倍以上であることがその根拠の一つだとか。
また、米J&J社CEOは、大幅関税の導入はサプライチェーンの混乱を招きかねないとして、税優遇策を提言したとか。
15日の会見で福岡厚労大臣は、トランプ関税の医薬品産業への影響・動向を注視し、分析すると、これまで通りのコメント。医薬品の国内生産の必然性は、もしも必須医薬品の国際流通がスムーズに行かない場合、保健医療上の見地からも、経済安保上の見地からも当然のことと映りますが、日本国は?

先週の9~10日将棋名人戦第1局が開始。藤井名人が見事、難解な長手順・詰将棋テクニックを駆使し、挑戦者永瀬9段を破り1勝目を挙げました。会場は都内椿山荘です。10年前の2015年4月7日同じ椿山荘で行われた第73期名人戦第1局の前夜祭で、文科副大臣として祝辞を述べさせていただいたことを思い出します。その時の対戦は、前年4連覇で復位した羽生名人に対し、4者プレーオフを勝ち上がった行方8段が挑戦するというものでした。藤井現名人はまだ小学生?・・・時代の移り変わりを感じます。