4月20日 厚労委質問

今回も質問テーマはコロナ。持ち時間は13:45からの15分のみでしたので、よりスピード感のあるワクチン接種の実施、コロナワクチンの国内開発・国内生産の政府支援の強化を訴えました。まず接種に供されているmRNAワクチンの本質に触れ、これまでの世界中のRNA研究の粋を結集した製品であること、その中には「キャップ」についての日本人の研究成果も含まれていること等に言及し、ワクチン開発の国際競争で遅れていると言われる国内開発への期待を込めて質問に立ちました。・・・質問の後、支援者の方から情報をいただきました。「コロナワクチンの礎 日本発の成果」と題された昨日の朝日新聞夕刊の記名記事です。記事内容は約半世紀前の「キャップ」発見にかかる古市泰宏博士(東大薬学部の先輩)の研究内容等を伝えたものです。質問内容とオーバーラップするものですが、小生の質問通告は先週の金曜日、この記事の存在は全然知りませんでした。・・・少々反省しています。

先日日米首脳会談のため訪米した管総理は、17日ファイザー社ブーラCEOと電話会談を行い、「9月までに我が国の対象者に供給できるよう追加要請し、CEOからは協議を迅速に進めたいとの話。9月までに供給されるメドが立った」とのことです。総理の訪米土産の一つ(?)。

AZ社及びJ&J社のウイルスベクターワクチンについては血栓症の副反応報告が。接種者数と比べ、極めて稀な発生ですが、一応、米、EU当局の判断待ちとなっています。・・・接種メリットのほうがリスクを上回るのでは???。

大阪、兵庫、京都、東京を対象に、3度目となる緊急事態宣言が発せられる動きですが、やるのであればそれなりの成果を!