4月21日 世帯数の将来推計
今日は衆院2補選及び統一地方選後半戦の投票日。応援した全候補者の当選を強く願うものですが、有権者はどのような審判を下すのでしょうか?
各地で繰り広げられる選挙戦における論戦のテーマの一つが社会の高齢化対策ですが、このタイミングで、国立社会保障・人口問題研究所のよる2040年までの「日本の世帯数の将来推計」が19日公表されました。想定されていることと言えばそれまでですが、具体的な数字で示されますとかなりショッキングな内容となっています。世帯主が75歳以上の世帯が全体の4分の1(1217万世帯)を占め、一人暮らし世帯は1994万世帯と全世帯の約4割に。東京都は45.8%、大阪府は45.4%と、高齢世帯に占める一人暮らしの高い比率が示されています。75歳以上で一人暮らしの方も500万人を超えるそうです。そして、全世帯数は25年をピークに40年には5075世帯まで減少すると推計しています。このような社会を迎えるための対応策が喫緊の課題となります。あと10日で「令和」の時代を迎えます。