4月22日 相撲協会 薬物検査
日本相撲協会は今日午後、抜き打ちの薬物検査をスタートさせました。今年2月定めた「薬物使用禁止規定」で約束していたもので、親方、力士、行司ら協会員全員を対象としています。5つある一門から各1部屋づつ協会員を呼び出す形で実施し、2日前に通告されたものとのこと。この形式が抜き打ちと言われるものかどうか、議論の余地はあろうかと思われますが、ドラッグフリーに向けた相撲協会の対応については一定の評価をしたいと思います。(2月28日付け「もとゆき日誌」を参照下さい)
たまたま同じ今日、元若麒麟被告に対し横浜地裁川崎支部は大麻取締法違反(所持)で懲役10ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を下しました。「力士仲間、相撲協会の社会的信用を失墜させた。」と裁判官は事件が社会に与えた影響の大きさにも言及しています。