4月22日(木曜日) 結核予防法の改正で質問

10時から厚生労働委員会がありました。議題は結核予防法の一部改正。
 この改正は、?ツベルクリン反応の廃止と直接BCG接種の実施、?直接服薬確認法(DOTS)の推進、?国及び都道府県の結核対策に係わる計画の策定、等を目的としています。
 今日の委員会では、私も質問に立ちました。結核は、かっては死亡者が年間に10万人も出る不治の病として恐れられていました。今日では、結核は治療可能な疾患となり、感染者も激減していますが、実は、日本の結核罹患率は、欧米に比べると高く、日本は、結核予防対策としては、中進国と言われているのです。そこで、今回の改正により、結核対策の一層の徹底を図ろうというわけです。私からは、結核対策の国際協力の推進、
耐性菌に対する新しい結核薬治療薬の開発推進、DOTSの実施体制の強化等について、質問しました。
 質疑終了後、採決、全会一致で可決されました。明日本会議に諮られます。
 その後、薬学教育6年制への移行に伴う、薬剤師の国家試験受験資格に係る「薬剤師法の改正案」の趣旨説明が行われました。