5月11日(火曜日) 年金改革3法案、衆議院で承認
衆議院の本会議で、年金改革3法案が審議、採決され、承認されました。
衆議院厚生労働委員会では、4月28日法案採決時野党退席という事態となりました。しかし、閣僚の年金保険料未納問題が、野党議員にも及び、結局、与党と民主党の三党合意のもとに、合意の趣旨を改正法案の附則に盛り込む修正案を提出することとなりました。そこで、今日は、民主党等野党も出席、民主党は、政府案(修正部分を除く)には反対したものの、修正案には賛成しました。
修正で盛り込まれた附則では、?社会保障全体の負担と給付のあり方を含め、公的年金制度の必要な見直しを行って行くこと、?公的年金制度の一元化を展望しつつ、体系のあり方を検討すること、とされています。
次に、参議院厚生労働委員会では、薬剤師法の一部改正案の審議が行われました。私も、質問時間30分を与えられました。
質問では、薬学教育及び薬剤師国家試験の歴史的経緯を踏まえ改正法案に触れ、医薬品に係る医療事故が今なお続いているが医療機関での薬剤師の充実と活用を図るべきではないか、生涯研修の充実が必須ではないか、実務実習等6年教育制度実施のためには大学の一層の体制整備・充実が必要ではないか、将来の需給はどうか等、厚生労働省、文部科学省の対策等を質しました。今日は、国会で「薬剤師」という言葉が終日飛びかった一日でした。
なお、参議院では、文教科学委員会で、学校教育法改正案の審議が行われました。13日には参考人質疑が予定されており、児玉日薬副会長が出席されると伺っています。