5月15日 麻疹(はしか)
先週末の金曜日12日、都は、男(40歳代)女(30歳代)2人が別々に麻疹陽性、5月3日に発病したと発表しました。都内では2020年2月以来約3年振りとのこと。2人とも在外歴はなく国内感染だとか。4月23日、感染の判明している茨城県男性と新幹線(新神戸~東京)で同一車両に乗車していたそうです。
かつて「誰しもが一度は通る道」として「はしかにかかるようなもの」と例えられましたように、はしか感染は子供にとって極めてポピュラーな病気でした。小生も小学生の時感染し、熱発した、と記憶しています。氷枕で頭を冷やし、約1週間の自宅安静でした。18万人強の国内患者数を数えた翌年の1978年、ワクチン予防接種が義務付けられました。その後2回接種に改善され、平成21年以降10代~20代の患者は激減し、はしかの脅威は消えていきました。今では海外由来の輸入感染症の一つと認識されていましたが・・・。
現在接種対象者は95%以上の接種歴を誇るそうですが、51歳以上の日本人はワクチン接種歴がないそうです。多くの高齢者には感染免疫はあるでしょうが・・・。厚労省のアドバイスは?。