5月31日　自民党薬剤師問題議員懇談会・世話人会

昨年12月1日以来となる標記会合を都内で。高村（山口1区）、下村（東京11区）2名の新規加入が認められ、総勢265名となりました。数が多ければ良いというわけではありませんが、数は力ともなります。席上、山本日薬会長ら日薬幹部から、日薬の「政策提言」、「来年度予算・税制改正に関する要望」の説明等を受けました。

厚労省「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を推進するための各種医療関係職種の専門性を踏まえた対応の在り方等に関する検討会」は、特例的に、臨床検査技師、救急救命士にワクチン注射を容認し、薬剤師には従来の取り組み、「調製、シリンジへの充填、予診サポート、接種後の経過観察」等の更なる充実を求めることに。一部に、6年教育が義務づけられている薬剤師を接種の打ち手にとの声もあり、また一部の薬剤師諸君からも積極的に対応すべしとの声も聞こえますが・・・。薬剤師の能力を持ってすれば、筋注は十分可能と思いますが、違法性阻却のための特例とはいえ医師の指導のもとでの業務を求める事となれば、・・・果たしてそれは薬剤師職能の発展につながるのでしょうか？。薬剤師には法律に示されているように、薬剤師にのみ認められている職能・業務があり、国民のための崇高な使命があります。薬剤師としてのプライドは大事にしたいものです！。