5月5日 子どもの日
昨秋誕生した孫の初節句の日でしたが、緊急事態宣言のため、参加かなわず。LINEでの写真・参加となりました。孫と会った回数は小生は2回、家内は1回のみ。次回会えるのはいつ?。
統計数字によると孫の同級生は少なくなるようです。恒例の総務省発表の「子供人口」(4月1日現在 15歳未満)は1493万人と40年連続の減少。ついに1500万人を割りました。3歳刻みに見ると0~2歳が265万人と最少。国内では、静かなる有事が着々と進行中です。
一方、世界ではまさに有事が進行中です。WHO主任科学官は「ウイルスは国境、国籍、年齢、性別、信仰を全く配慮しない。」と述べましたが、ついにコロナ感染者数は1億5千万人を、死者数は300万人を突破しました。上位3カ国は、米国(感染者数32万人強、死者数57万人強)、ブラジル(1500万人弱、30万人強)、インド(2000万人強、22万人強)。死者数では世界の25%を占め、1日感染者数が40万人を突破した、このところのインドの状況は、危機・医療崩壊を思わせます。医療用酸素が不足し、政府は工業用酸素の医療用への転換を要請しているとか。自動車製造等に酸素をどの程度の量、どのように使用するのかは存じませんが、従業員の安全確保に加え、インド政府に要請をも受け入れ、現地日系自動車工場のスズキは1~9日、ホンダは1~15日、トヨタは4月26~5月14日、予定していた工場のメンテナンス等を前倒しして生産の一時停止だそうです。
インドにおける爆発的感染拡大は変異ウイルスB1617の出現もその一因と言われており、ワクチン効果の低減も危惧されます。世界最大のワクチン工場セレム研を有し、AZ社のワクチンを生産・輸出し、「世界の薬局」を自負していたインドが、ワクチン輸入国の仲間入りとか。世界各国は対インドの水際作戦を強化するとともに、支援の手も。日本政府も水際作戦の強化とともに、酸素濃縮機、人工呼吸器各300台の緊急援助に加えて約55億円の無償援助をコミットしました。また在インドの100人以上の邦人が感染し、1人死亡とか。政府は希望する邦人の帰国の手はずを用意することになるのでしょうか・・・。