5月6日 米国・ワクチン特許放棄?

米バイデン政権はワクチン特許権の一時放棄を支持するとの表明です。特許保護を規定するWTO「知的財産権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS)」の適用除外を意図します。「コロナパンデミックという特別な状況下では、特別な政策が必要。国際的供給を増やすため。」とのことですが、ファイザー、モデルナ等々最新技術を活用し、ワクチン開発を牽引し、世界に供給している米製薬企業はどのように反応するのでしょうか?。かって大論争になったエイズ薬にかかる特許の南北戦争(?)を思い出しますが・・・。

4日ファイザー社の発表によると、1~3月期の売上・純益はともに前年同期比45%増、ワクチン販売は34億6200万ドル。2021年ワクチン販売予想は当初の約150億ドルから約260億ドルに上方修正、売上高も594~614億ドルから705~725億ドルに上方修正です。年内16億回分のワクチン供給を見込み、最大25億回分を目指すとのことです。

上記2報道を受けてNY株価はどう動くのでしょうか?。・・・私が気にすることではないですよネ。

気象庁によると、沖縄、奄美は昨日梅雨入りしたそうです。季節は休みなく動き続けます。1年以上居座り続けるコロナウイルスも動いたら・・・。