6月11日 遠藤章博士逝く

1973年世界に先駆けて「スタチン」を発見した遠藤章博士が5日ご逝去されたとのことです。
当時所属していた三共(現 第一三共)の製品開発計画等もあり、世界最初のスタチン系コレステロール阻害薬はメルク社(1987年)に先を越されましたが、1989年には国内で製品化されます。その後、スタチン系コレステロール阻害薬が世界で最も汎用された医薬品となったことは周知の事実。長年ノーベル賞受賞が期待されていましたが、残念な結果のまま時は過ぎてしまいました。
mRNAワクチンの研究で、カリコ女史とワイスマン博士が昨2023年ノーベル生理学・医学賞に輝きました。カリコ女史のノーベル賞受賞は時間の問題と言われていました。mRNAワクチン等に用いられている「キャップ構造」を発見したRNA学者・古市泰宏博士も、と期待していましたが、古市先生は2022年10月8日お亡くなりになられました。
結果として、ノーベル賞受賞の報が無いまま、二人の偉大な医薬関係分野の日本人研究者をお見送りすることとなりました。残念です。

「骨太方針2024」が最終の詰めを迎えます。医薬関係、医療関係部分はどのように書かれるのでしょうか?注目されます。