6月10日(月曜日) モニカ・ケープハートさん
今日から議員会館の私の事務所に、アメリカから研修生が来ています。モニカ・ケープハートさん。米国FDAの医薬品評価研究センターの職員で、昨年夏から1年間、マンスフィールド・フェローシップとして、日本の薬事行政の研修のために滞日しています。数年前、FDAのGMP査察官として、日本の製薬企業の査察に来たことがあるそうです。当事務所の前は、厚生労働省医薬局で研修を受けていたそうです。私の事務所では、今日から2週間研修の予定です。
彼女の関心は、現在、国会で審議中の薬事法改正案。日本の薬事制度がどのようなプロセスで作られたり、改正されたりして行くのか、行政の側からだけでなく、政治の現場からも見たいと考えているようです。
ただ現在、国会は、有事法制等を巡って動いたり止まったりを繰り返しています。薬事法改正案の審議は、先週、参議院を通過、衆議院に送られましたが、審議開始の目処は立っていません。モニカさんのいる間に、衆議院での薬事法改正の審議が始まるといいのですが。
今週は会期延長を巡る与野党の議論で終始してしまうのか。こうした日本の政局はモニカさんの目にはどのように映るのか、いずれ聞いてみたいと思います。