7月10日 風疹予防対策
昨年から突然に(?)発生の急増が続く風疹。列島各地で猛暑日の続くなか、ようやく発生患者数に陰りが見え始めましたようですが、今年に入りすでに昨年の約5倍の1万1991人の患者発生を記録しています。過去の例からして風疹患者の発生は梅雨明けとともに収束に向かうものです。今年もそのパターンとなりそうですが、昨日厚生労働省では審議会を開催し、風疹対策を協議。年度内に予防指針を策定する等、中長期対策を行うことを決めました。ワクチン供給対策も重要な検討課題となりましょうが、新型インフルエンザワクチンの際の教訓もあります。安易な海外からのワクチン輸入は避け、まずは国内生産体制の充実・強化とワクチン流通対策の適正化を図るべきです。