7月3日 太平洋海底にレア・アース

東京大学加藤准教授らのグループによると、ハワイ島周辺の中央太平洋、タヒチ島周辺の南東太平洋の深さ3500~6000メートルの海底に、陸上埋蔵量の800倍のレアアース鉱床が存在するとのことです。LED照明、液晶テレビ、ハイブリッド車のモーター等に必須のレアアースは9割以上が中国で生産されており、その不安定な供給構造と価格の高騰が問題視されています。産業化を可能とする効率的な採掘技術の確立が待たれます。論文は4日のネイチャー電子版に。