8月28日 安倍総理・辞任表明
安倍総理は17時の記者会見で、今後のコロナ対策の政策方針を明らかにした後、自身の健康上の理由から総理を辞任するとの決意を表明しました。第1次安倍内閣退陣後、新薬で体調管理ができていた持病「潰瘍性大腸炎」の悪化が原因とのことです。総理在任歴代最長、連続在任期間も12年12月から7年8か月間と最長でした。長い間の激務、本当にご苦労様でした。まずは健康回復に専念してください。
厚労省は「令和元年度 医療費の動向」を発表しました。概算医療費の速報版です。10月には消費税増に伴う診療報酬等の改定が、また年度末にはコロナウイルス感染症の影響が表れ始めた令和元年度でしたが、前年度比約1兆円増(2.4%増)の43.6兆円でした。調剤報酬は7.7兆円で前年度比3.6%の伸び。電算処理分(総計の約99%)でみると7兆7025億円、処方箋1枚当たり9184円。調剤報酬の内訳をみると、技術料は1兆9771億円(2.4%増)、薬剤料は5兆7114億円(4.2%増)、うち後発品は1兆459億円(7.8%増)と後発品の増加が進みますが、調剤報酬における薬剤料のウエイトの大きさは変わりません。過去のデータからも明らかですが、調剤報酬における薬価改定の影響は非常に大きいといえます。・・・毎年改定の行方が気になります。