2月5日 野本明男お別れの会

運良く公務スケジュールが入らなかったため、11:30から都内で行われた「野本明男 お別れの会」に。
東京大学名誉教授、学士院賞も受賞した野本とは、1965年春大学入学以来となるから実に半世紀・約50年の付き合いでした。確か、最初の出会いは駒場の正門を入ってすぐ左手にあった武道館で開かれた応援団新入生歓迎会。歓迎会というものの実体は新入生を酔いつぶす会。たまたま隣の席に座ったのが野本だった。結構酒が強く、共にトイレに行っては「つぶされてたまるか」と。妙な連帯感を覚えたことを記憶しています。後で駒場のクラスが一緒だったことが分かり、本郷も同じ薬学部。学生ストをやり、しかし3月31日付けで卒業。ポスドク生活を送っていたNY州ロングアイランドを訪れたり、医科研教授室で遺伝子組み換えのレクを受けたり、研究機関長ポストを頼んだり・・・。妙な腐れ縁で長い付き合いでした。よく飲みました。お別れ会の一隅はクラス会となりましたが、異口同音に68歳は若すぎるの一言。酒が多すぎたのでは?俺たちも少し控えようか?との意見もありましたが・・・。明日の社会構築を考える日々を続けていますが、今日だけは過去を偲びます。