10月9日 吉野彰氏ノーベル化学賞
待ちに待った嬉しいニュースが。ノーベルウイーク3部門目の発表となる化学賞の受賞者に、リチウムイオン電池発明の旭化成名誉フェロー吉野彰氏(71歳)が選ばれました。その直接的授賞理由は、小型化、大出力、耐久性により広範に利用されているリチウムイオン電池の発明ですが、ノーベル財団は「化石燃料が不要になる社会の実現を可能にする発明」との授賞理由も。吉野氏は記者会見で「子供たちに夢を与えられたなら・・・」と述べられています。その通りですね。民間に所属する日本人研究者としては田中氏(2002年 化学賞)に続く2人目の受賞者です。日本民間企業の基礎研究レベルの高さの証明でもありましょう。1990年代には既に製品化し、上市していたそうです。子供たちだけでなく、多くの研究者にも、そして全日本国民に夢と希望を与えてくれました。日本の科学技術は素晴らしい。万歳!。