12月16日 国内ワクチンの開発状況は

イギリス、カナダ、アメリカでのワクチン接種が進行していますが、ワクチン開発を進める塩野義製薬が、今日から国内治験開始と発表しました。遺伝子組み換えタンパクワクチンで対象は成人健常人200名。これで国内開発ワクチンの治験は、500名を対象にスタートしたアンジェス社のDNAワクチンに続く2社めとなります。第一三共のm-RNAワクチン、KMバイオロジクス社の不活化ワクチンも2社に続く動きとか。世界のワクチン開発競争で、ファイザー、モデルナ等に少し後れを取っている国内開発ワクチンですが、一日も早く、有効性、安全性を明らかにする治験データが得られ、コロナ克服に貢献することを!。

FDAは15日、処方箋のいらない家庭用の抗原検査キットに初のEUAを与えたそうです。エリューム社製のキット製品で30ドルで店頭販売され、検査は自宅で完結し、検査時間は20分とのことです。より効率性の高い、かつ廉価な製品への開発競争は大歓迎ですよね。