4月9日 医薬品生産額

昨日、東京・関東地方は強風・大雨の春の嵐。自宅から眼下に臨む日本医大グランドを取り囲む桜が一変してしまいました。
厚生労働省が18年の薬事工業生産動態統計調査結果を発表しました。
総生産金額64381億円(対前年伸び率0.7%)、うち医療用58037億円(1.1%)、一般用5993億円(-2.0%)、配置用352億円(-7.1%)とのことです。薬価基準の引き下げが実施された年の医療用はマイナス成長が当然視されてきました(-0.3(16年)、-0.6(14年)、-1.4(12年)、-5.1(10年))。18年のプラス成長は異変なのでしょうか?今年20年はどうでしょう。
OTC薬の減少傾向に歯止めがかかっていません。昨年下期には増加に転じたとも言われていますが・・・。ちなみに医薬部外品の生産額は5.0%増の7558億円です。こちらは昨年の減少(-6.9%)をほぼ回復したとみられます。
毎回感じるのですが、厚生労働省の年報発表は遅すぎませんか。