12月10日 中医協結論でず

昨9日開催された中央社会保険医療協議会(中医協)総会は、2010年度の診療報酬改定に関する意見書の取りまとめを見送りました。医療崩壊を食い止めるため引き上げ明記を求める診療側と、患者の負担増につながるとして反対する支払い側との意見が対立。公益委員の提示した両論併記案も通りませんでした。意見書提出見送りは00年度改定以来のことです。
改定について厚労相は引き上げを表明しているが、財務省は3%引き下げを主張しています。改定率はいつ決まるのでしょうか。