12月11日 科学技術研究費

総務省は「平成20年度科学技術研究費調査」を発表しました。総額は前年度比0.8%減の18兆8001億円。9年ぶりの前年割れでした。
しかし、医薬品製造業の研究開発費は引き続き堅調で、前年比増を記録しています。基礎研究費の割合の高さも以前と同様です。新薬開発志向の高さの表れでしょう。ただ、この企業努力を画期的な新薬に結実させるには、政府の支援政策が不可欠です。税制、保険薬価、治験環境整備等、施策の一層の充実が強く求められます。