12月18日 ワクチン国内申請
ファイザー社はコロナワクチンの「特例承認」申請を提出しました。新型コロナウイルス感染症に関しては、5月に特例承認されたレムデシベルに続く2件目となる申請です。ワクチンの特例承認は、かって新型インフルエンザワクチン輸入で2社(GSK,ノバルテイス)の製品を特例承認した例があります。国内治験は10月に160例のスケールで開始されたと言われています。厚労省の薬事審査の結果、承認となれば、政府はファイザー社と来年上半期に1億2千万回分の製品供給を受ける基本合意をしていますので、時期は未定ですが、早ければ来年春にも国内ワクチン接種が具体化することとなりそうです。政府は早期の接種準備を!。
アメリカではFDA諮問委員会がモデルナ社のワクチンに対しEUA(緊急使用許可)勧告。従って近日中に2社の製品が接種の場に提供されることとなりそうです。どちらもm-RNAワクチンですが、投与間隔、保管条件等に違いがあります。2製品の峻別はどのようにするのでしょうか?。・・・国内でも同様の問題が発生する可能性があります。注視しておきましょう。