4月15日 人口減少・加速

昨日総務省は令和元年10月1日時点での人口推計を公表しました。外国人を含む総人口は1億2616万7千人(27万6千人減)と、9年連続のマイナスですが、外国人は社会増加が初めて20万人を超え、243万6千人と過去最多を記録しました。生産年齢人口(15~64歳)は7507万2千人、全体の59.5%と過去最低。日本人は1億2373万1千人と、前年より48万7千人減少し、減少者数は過去最多となりました。人口増加県は東京、沖縄、埼玉、神奈川、愛知、滋賀、千葉の7都県を数えますが、自然増は沖縄県のみ。一方、75歳以上は50万人超の増加、総人口の15%に迫ります。まさに日本は「国難」とも言われる少子超高齢社会に向かいつつあります。少子化対策は喫緊の政治課題です。 

今後の人口動態はどうなるでしょうか? 改正出入国管理法の施行(昨年4月)も有り増加を示していた外国人流入の動きは、コロナ渦によるブレーキがかかっていますし・・・。

国立がん研究センターの発表によると、平成21~23年にがんと診断された患者の5年後の生存率は64.1%、前回調査より2ポイント向上とのこと。男性では前立腺が、女性では甲状腺が最も高く、ともに治る病気の部類でしょうか。一方膵臓は男女とも最低と、前回と同様のパターンとなっています。何か妙手は?。