5月20日 賜杯は旭天鵬の手に

大混戦となった夏場所は、3敗で並んだ平幕同士の優勝戦となりました。大関琴欧州に不戦勝の栃皇(おう)山を、関脇豪栄道破った旭天鵬が引き技で下し初優勝。モンゴルから来日して21年目、37歳8ヶ月・幕内最年長優勝者となりました。2005年に帰化し、本名は太田勝。苦労も多かったことでしょう。本当におめでとう!
11日目まで星二つリードしていた大関希勢の里はその後1勝3敗と尻すぼり。今回も邦人力士の優勝はなりませんでした。平幕優勝は実に11年ぶりのこと、来場所は?。
旭天鵬の優勝に水を差すものではありませんが、当日になっての琴欧州の休場はいただけません。同点優勝争いの力士が不戦勝とのアナウンスはファンの相撲離れを助長するのでは?