6月7日 海底広域研究船「かいめい」

海底広域研究船の命名・進水式に参加のため、早朝、羽田を経由し下関の造船所へ。暑くもなく、雨も降らず、絶好の日和といって良いのでしょう。「かいめい」と命名を受け、船体の「かいめいプレート」を現した研究船は、佳子内親王殿下に支え綱をご切断いただき、巌流島方向に向い進水いたしました。花火のあがる中、約100メートルの船体はゆっくりと滑るように進み、割られたくす玉からの風船と紙吹雪が風に舞います。ほのかにシャンペンの香りも。・・・なかなかの感動もの。です。
「かいめい」は、深海を調査して深海底の謎を科学的に明らかにするという意味での「解明」、我が国を取り巻く海の恵みを明らかにするという意味での「海明」、我が国の文化の更なる発展に寄与するという意味での「開明」、という3つの「かいめい」への期待が込められています。・・・船の完成とその活躍を待ちましょう。
それにしても佳子さまフィーバーは想像以上でした。ホテル前、沿道添いには多くの市民の皆さんが。初の単独ご公務とのことですが、今後ますますのご活躍をご期待申し上げます。