9月19日 大学間格差拡大?

文科省の2023年度調査結果を見ますと、私立大薬学の格差は拡大している模様です。
特に気になるのは、退学状況(6年制課程)です。
2017年入学者について、0.0%が並ぶ国・公立大は別としても、同志社女子大3.2%、星薬科大3.3%とある中、日本薬科大は入学者の約半数48.1%、3か年平均でも4割超。医療創生大は40.7%、3か年平均は46.3%。以下九州保健福祉大、青森大、千葉科学大、徳島文理大(香川)、岩手医科大、国際医療福祉大の6大学も、2017年入学者の退学率が3割を超えます。
また、標準修業年限での卒業率(3か年平均)が3割に満たない第一薬科大等も。・・・これでいいのでしょうか?

敬老の日(18日)にあわせ総務省が発表する恒例の「我が国の高齢者」(17日)。
9月15日現在の我が国の高齢者数(65歳以上)は3623万人、50年以降初の減少を記録しましたが、総人口に占める割合29.1%は過去最高。高齢就業者数は19年連続で増え、912万人に。その就業率は13.6%、就業者の7人に一人となっています。(後期高齢者となった小生の最大の関心事は75歳以上の状況ですが)75歳以上の人口は2005万人で総人口の16.1%、ちなみに80歳以上は1259万人で10.1%と、総人口の1割を超えました。高齢化率はこの先2040年34.8%、2045年36.3%と推定されています。
15日本欄で厚労省発表の「人口動態」に触れましたが、そのポイントは「少子化」。一方こちらは「高齢化」。社会対応が必要とされる点ではどちらも同じですが、その解は??。