9月26日 17年度国民医療費、18年度概算医療費

厚生労働省が医療費にかかる標記2資料を公表しました。
17年度の国民医療費は43兆710億円(前年度比2.2%増)、調剤医療費は7兆8108億円(3.3%増)と、2年ぶりの増加となりました。
18年度概算医療費は42兆5713億円(0.8%増)ですが、調剤医療費は7兆4746億円で3.1%減。処方箋枚数は8億4361万枚(0.6%増)、1枚あたりの調剤医療費は8860円で3.6%減となっています。電算処理分(99%をカバー)でその内訳を見ますと、調剤医療費は7兆4279億円(3.1%減)うち薬剤料は5兆4834億円(-4.5%)、技術料1兆9311億円(1.0%)。技術料のうち調剤技術料は1兆5294億円(-0.8%)、薬学管理料は4016億円(8.6%)となっています。18年度薬価改定、調剤報酬改定等の結果が色濃く表れたといえます。後発品割合(数量ベース)は4.7ポイント増の77.7%、全都道府県で70%を超えました。来春の改定まであと半年です。